Why on four implants in All-on-4?

なぜオールオン4で大丈夫なのか?

なぜ4本だけで大丈夫なの?理由を解説

安心して治療を受けるために必要なこと

従来のインプラント(人工歯根)治療の場合、上下それぞれ8〜10本程度埋め込む必要がありました。上あごの奥歯の場合は鼻の横にある空洞(上顎洞)を避けるため、下あごの奥歯の場合は下あごの骨の中の太い神経を避けるため、柔らかい骨に短いインプラントしか入れられません。そのため、もっとも力がかかる奥歯の部分は、強度不足となります。それを解消するため、上顎洞や下あごに骨移植を行い多数の長いインプラントを入れる必要があったのです。しかし、このような治療は、期間・費用もさることながら、身体への負担も非常に大きいのです。

そこで開発されたのが、骨移植を行わずたった4本のインプラントで手術したその日に固定式の歯を入れることができる「オールオン4」という方法です。ではなぜ4本のインプラントを埋め込むだけで大丈夫なのでしょうか?それは、従来の治療に使用するよりも長い「オールオン4」専用に開発されたインプラントを、上顎洞や下あごの神経の通っている部分を避けて、前後の硬く厚い歯槽骨へ斜めに埋め込むからです。このため少ない本数でも歯が安定するというわけです。

椅子は4脚で安定しますが、「オールオン4」もそれと同じです。インプラントを横一列にまっすぐ何本も埋め込む場合より、立体的に埋め込んだ方が歯は安定するのです。
「オールオン4」は、4本のインプラントだけで片あご全体を支えます。それだけに治療は慎重に行う必要があります。安心して治療を受けていただくために、担当する歯科医に不安やことや心配なことなどあれば聞いてみてはどうでしょう?そして、納得できる治療を受けてください。

In cooperation with Prof. P MALO.